6話 最初だけマメな男には要注意!LINEで脳内ホルモンドバドバになった私

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とにかくぞっこんになっていくわたし。
第5話のように、サプライズ登場や、マメにLINEを返してくれることが、経験がないからだったかもしれない、、、ゆうきをだして挑んだ10年ぶりの恋だったからだ。

恋愛初心者の私は簡単に脳が沸騰してしまった!

恥ずかしい話、わたしの最後の恋愛は10年以上前である。
当時、LINEなんて便利なものは当然なく、わたしはサクサクとやり取りができる、LINEでの恋愛に全く免疫がなかったのだ。

前日あんな時間まで一緒にいたのに、朝7時38分!こうきくんからLINEが来る。

KOUKI
KOUKI

くそ~ まるこちゃん来てくれなかったわ~

MARUKO
MARUKO

おはよ😊
夢が見れるほど寝てない😅🌀

KOUKI
KOUKI

なんで起きてるのよ(笑)

なんてLINEしながらまだまだLINEのやり取りは続く、、、
なんてマメな人なんだろうって心の底から思ったし、こうきくんもわたしのことを大好きだと感じた。好みのイケメンからLINEがいっぱい来て舞い上がらない女はいないだろう…簡単に私の脳みそは沸騰してしまった。

LINEのやり取りがマメだなと思ったらチェック!

女を落とすゲームとして楽しむ男

ただ、これだけは断言できる。
こうきくんにとっての好きは、ゲームとして面白いとか、SEXをしたいという好きであって、そのためには女の子にどう接したら落ちるのかを熟知している、ただそれだけなのである。

更にたちが悪いのは、こうき君は女を苦しませたり悲しませることを目的としているということ。自信のある女が嫌いで、自分をかわいいと思っている女を傷つけることで、自分が上だという証明にしているのだろう。弱いし能力が低いがために強いという証明が欲しい男なのだ。

なんども言うが、彼にとっての好きは、すごくSEXがしたいと感じる女性のことを指し、その女を自分の思い通りにし、ペースを乱し、傷つけボロボロにすることが彼の目的だ。そしてそのゲームを長くたのしんできたこうき君は、自分がどうしたら女性を落とせるのかを熟知しているのだ。

このころお昼休みにも毎日LINEをくれた。仕事終わりにも必ずLINEが来る。
この頃、こうきくんと付き合ったら本当に幸せだろうなぁ、、、そんなことばかり考えてたし、こうき君もわたしのことを好きだという自信もあった。

彼にとっては、ただのハンティングゲームの1つのステージでしかないのに、、、クリアしたら次のステージをクリアしに行くだけ、ただそれだけなのに、、、まったく気が付かなかった。

最初だけマメな男の沼にハマった私の心理

こうやった今は冷静にこのころを振り返ることができるが、これだけ脳内ホルモンがドバドバでて、頭が気持ちよくなっていしまうと人は、簡単には戻れないのだ。

このあとすぐに彼は本性を現し始めるが、なかなかその現実を直視できずにいた私。みっちゃんとの不倫がわかった時も、同僚のくみさんを落とすステージに進んだこうき君から、お昼休みにLINEが来なくなった時も、こうき君のことを悪い男だとなかなか認めることができない自分がいたのだ。

どう考えても否定しがたい事実がたくさん並び、こうき君が真っ黒な股男なのは事実。

今思えば、またあの脳内ホルモンドバドバの状態にもう一度戻りたくて、認められなかった。そう、あの状態から抜け出すことを邪魔してきた一番の敵は自分だったのだ。

今、彼を心のどこかで何か事情があって今はこうなんだとか、一生懸命思い無駄な時間を過ごしている女性がいたら、ゆうきを出して事実と向き合ってほしいと思う。そして冷静に、黒という事実を受け入れてみてほしい。

そしてどうしてその人と一緒にいたいのかを考えてみると、意外にも、ほしいものは最初からなかったことに気づくかもしれない。そう、あなたが取り戻したいと思っているものは、最初からないのだ。だって彼があなたを手に入れるためにとっただけの偽りの行動だったんだから。

そう、素敵だと思っていた彼は最初からいなかったのだ。

本当に素敵な人?もし彼に違和感があるなら今すぐ読んで!
この記事を書いた人
MARUKO

10年恋愛をしてこなかったアラフォーのMARUKO。
10年ぶりの恋、37歳で出会った複数股癖の男性との経験からわかったことと、今の彼と出会い、幸せな今に至るまでをつづっています。

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