1話 【複数股癖の男】2021年1月10日私は10年ぶりの恋に終止符をうった

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好きだったけど、やっつけて関係を終わらせることにした私が彼、こうきに送った最後のLINEです。

すっごい長文ですが、これを読むと大体のこうき君の人物像や、状況がわかります。

より物語を理解し読み進めることができます
MARUKO
MARUKO

こうきくん、電話だと全部最後まで話させてくれなかったからLINEを送るね
こうきくんがこんな生活を続けてたら、ずっとトラブルばっかりの人生だと思ったから旦那さんに教える決断をしたの。
ちなみにみっちゃんと旦那さんは離婚しないから大丈夫。
旦那さんすごく落ち着いてていい人だった。
旦那さんがみっちゃんに、こうき君が複数股をかけてみっちゃんを騙してたことを教えたから、みっちゃんも悔しくて、離婚してくれって言われたって伝えたんじゃないかな?責任取ってよってことだよ。
みっちゃんはね、こうきくんに本気だったって旦那さん言ってたよ。

旦那さんはみっちゃんからこうき君と一緒になりたいから離婚してほしいって言われたと落ち込んでたよ。
私は女だからみっちゃんが本気なことは最初からわかってたけど、何度も伝えたのに、こうき君がそれを気がつかないふりしてたよね、こうき君も本当はわかってたよね?こうき君はいつも気がついてるからね。
知らないふりをして責任を逃れるのがクセになってるのかもね。
みっちゃんに気を持たせたのは確かだと思う。
それはくみさんにも同じだから、くみさんにも期待持たせてるし、くみさんは好きだと思うよ。
こうき君はいつも人のせいにして、責任逃れをするのが常套手段だから、そのクセはもうやめたほうがいいと思うよ。
こうき君はそんな自分に自覚がないだろうと思うけど、、、
こうきくんとみっちゃんの関係に気がついた時にこうきくんのそういうクセにすぐに気がついたの覚えてる。
だけど、そんな幼稚なこうきくんも好きだなと思えたんだよね。
いつも受け身で自分で責任を負わないスタンスのこうきくんを見てこんなにまで責任を負うのを逃げる人がいるんだなぁと思ったな、、、
わたしはそんなこうきくんでも丸ごと受け入れる覚悟をしてたんだけど、くみさんとホテルいってくみさんの家に泊まってるのを知ったら、目が覚めちゃった。
こんなこと続けてても意味がないって。
好きな気持ちにはかわりがないんだけど、私自身が先に進むためにはこうするしか方法がなかったと思うし、こうき君も気がつかなきゃいけないことがあると思ったの。
こうき君は私を恨んでるかもしれないけど、自分がしたことの責任をしっかりと自覚して、こうき君が今後の生き方を変えるきっかけになってくれるはずだと信じてるよ。
歌がうまくて声が素敵で、ギターが上手でいいところが飛び抜けてるのに、すごくもったいないといつも思ってた。
もっと自分の人生を大切にして、誰かが言ったからとかそっちが決めたんでしょって人に責任を押し付けてばかりのクセをやめて自分の責任で自分の人生を生きられるようになることを願ってるからね。
こうきくんは、1年以上私が一番大事にしてきた人だから、自分で正しい選択ができる人になってくれたらいいなって思ってる。

いいところもいっぱい知ってるし、いっぱい笑わせてくれて楽しかった。
今でも、こうきくんがご飯食べにきたらいつでも作ってあげたいって思ってるくらい、多分ずっと好きな人のままだと思うよ。
今回のことも、こうきくんに嫌われることもわかってて、私が選択したことだから。
仕方がないって思ってるけど、わたしも前に進みたかったから捨てることにしたのごめんね。
本当はずっと近くにいて美味しいご飯つくってあげたかったし、支えていたかったんだけど、こうきくんがそれを求めてないのも気がついてた。
だから、平気でホテル行ったり、くみさんの家に泊まったりしてたんだもんね。
私がそれを見て、こうきくんから離れてもいいと思ってるからそういう行動を選んでたんだろうから。
だから、自分から求めてまでは、私を必要としてないってこともわかってたよ。
だから好きな分とっても虚しかった。
あと、くみさんの存在が現れた時に思ったんだよね、、、
こうきくんは一般の常識からはかけ離れてる人で、しかも自分でその自覚がない人なんだなぁって。
でもそんなこうき君のおかげで、1年以上の間、今までの生活にはなかった刺激的な毎日が送れたから、それはそれで経験だったし楽しかった。
10年ぶりの恋は楽しかったよ。大好きだった。
好きって気持ちを、こんなに素直に伝えた人はこうき君がはじめてだった。
これ書いてて、涙でも出そうなところだけど、もう枯れてて出ないみたい。
こうき君と一緒にいてたくさん笑ったけど、たくさん泣いた一年だった。
だからこうき君、これからは嘘をついて女の子と体の関係をもったらいけないと思うよ。
人としてやったらいけないことだからね、悪い子だよ。
人を傷つけるようなことはもうしないで欲しいな。
こうき君が幸せになれないからね。
これだけはちゃんと伝えなきゃって思ってた。
伝えたいことがいっぱいありすぎて、長くなっちゃうんだけど、こんなことされてたのに好きでいられた自分にも驚いてるし、もう会えなくなって関係が終わってしまったのに涙がでないし、だけど好きみたいな気持ちがちゃんと残ってるなんて変な感覚だなぁ。
こうき君がそれだけ魅力的な人だってことだね。
不思議な人だよね。
1人の女性に絞ることさえできたら、なんのトラブルもなく幸せになれると一般的には思うんだけど、、、
こうきくんはそれをしたくないし、それが幸せだと思わない価値観なんだろうから、それを選ばない、だから余計なお世話だね。
長くなってごめんね、、、

だけど、わかって欲しいのは今回のことは、こうき君とみっちゃんを傷つけたくて選んだわけじゃなくて、こうき君とみっちゃんが人を傷つける行動をしてることをちゃんとわかってて、みっちゃんはバレたら家族を壊すこともわかってるのにこうき君との関係を続けてたわけだから、2人は離婚を覚悟してるっていう確証があったからだよ。
こうき君も、みっちゃんが離婚したら責任をとって結婚するって決意できたわけだしね。
あんなに責任を負うのを避けてる、こうき君がそう言ったんだから、みっちゃんのことをこうきくんは本当に大切にしてるね。
私の存在をみっちゃんに知られないように必死だった姿も知ってるから、2人が幸せになれることを祈ってるからね。
ただ、不倫でいいところだけ見てた時と実際、一緒になると違うだろうけど、2人は気が合うだろうから大丈夫だと思うよ。
ただ、みっちゃんがちょっとしたことでキレたりすることがあってギクシャクしてたって旦那さんが言ってたのは気になるところだけど、みっちゃんもこうき君には嫌われたくないから、些細なことで怒ったりしないと思うから大丈夫か。
こうき君には不思議と怒りが湧かないから、、、
いっぱい泣いたけど、腹が立ったり怒りが湧くってことがなかったから、本当に不思議。
こうき君がみっちゃんと、長電話してみっちゃんを大切にしてることわかってても家にきて顔みたら嬉しくなっちゃって、不思議と悲しい気持ちがあっても怒りは湧かなかった。
一緒に寝てる時は本当に幸せな気持ちだったし、わたしの癒しだったよ。
うまいってご飯食べてるのを見てるのが幸せだったから、こうき君が最後にご飯作ってくれてありがとうって言ってくれたのは嬉しかった。
もう、一緒に寝れないし、ご飯を作ってあげられなくなっちゃったし、うまいって食べてる姿も見られなくなっちゃって寂しいな、、、
ただ今は寂しい気持ちでいっぱいだよ。
ご飯作ってくれてありがとうって言ってくれてありがとう。
一緒に寝てくれてありがとう。
美味しいってご飯食べてくれてありがとう。
大好きにさせてくれてありがとう。
たくさん笑わせてくれてありがとう。
ギターっていう新しい趣味を見つけさせてくれてありがとう。
ギター弾いて歌ってるこうき君が大好きだった。
ずっと一緒にいたかった。
ずっと大切にしていたかった。
好きより、ツライが大きくなっちゃってごめんね。
好きも相当大きかったのに、ツライがもっと大きくなっちゃって、私でも耐えられるものじゃなかった。
こうき君がどんな行動しててもずっと一緒にいるって決めたはずだったけど、無理だった。
頑張って傷ついてないふりしてきたけど、ツラかった。
わたしがツラそうにしてると、こうき君が逃げてっちゃうと思って頑張ってたけど、無理だった。
でも、一緒にいて楽しかったし幸せだった。
一緒にいられる方法を選ぶことができなくてごめんね。

こんな、長い文章のLINEを送られたことのある人は、なかなかいないのではないだろうか、、、。
わたしがつい最近、大切にしてきた人とお別れした日に送ったLINEだ。

LINEの文章にもあるように、不倫女のみっちゃんのことを旦那へ伝えるという爆弾を投下して、関係を終わらせた私、まるこの話です。

2019年9月19日彼、こうきと出会った。
当時37歳、10年以上恋をしてこなかったわたしが一瞬で恋に落ちた日だった。
彼はキラキラと光っていて何か違うものを感じた。これが噂で聞く一目ぼれというやつだろう、、、。
冒頭の、お別れに送ったLINEで、おおよその予想がついてしまった人もいるとは思うが、これはそんなかっこよくて魅力的だけど複数股癖のあるクズなこうき君という男とのはなしです、、、。

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